かわいいお話
ある日のかわいいエピソード
子どもたちはよく先生のお手伝いをしてくれます。
ある日、5歳児のAくんが先生にお手伝いを頼まれました。
先生たちの業務連絡用に回覧ファイルを回すことがあります。
その回覧ファイルを、事務室に返すというお手伝いでした。
担任の先生に、
「これを事務室の先生に渡してきてください。『失礼します。回覧をお願いします』って言って渡してね」
と教えてもらいました。
実は1人でのお手伝いが初めてだったAくん。
とても緊張した面持ちで事務室にやってきました。
Aくん「しつれいします!おはようございます」
私 ーお!今日はAくんがお手伝いか!いつもと違ってかなり緊張しているなー
「おはようございます!お手伝いですか?」
Aくん ー回覧を差し出してー
「か、かいだんのぼってください・・・」
私 「ん?な~に?」
Aくん「かいだんのぼってください!!」
私 ー・・・階段?あ!回覧と階段を聞き間違えたのね!ー
「わかりました!ありがとう」
Aくんは、お手伝いを終え、満足そうに事務室から出ていきました。
この聞き間違いを訂正すべきか一瞬悩みましたが、今、必要な言葉(回覧という固有名詞)ではない事と、
今回はお手伝いをすることができた満足感の方が大切だと判断し、あえて訂正はしませんでした。
とはいえ、言葉を習得する時期です。保育者から発する言葉ひとつひとつを大切にしたいと思いました。
とってもかわいいお手伝い♪クスッと笑ってしまうエピソード
毎日こんな出来事に出会えて幸せです♡